駆け出しファン必見！【さだまさし】個人的おすすめ10曲

こんにちは、なおぎぶそんです。

さだまさしのトークと歌を聴き続け30年！

そんな自分が10曲選んでみました。

さだまさしが気なってるなら参考にしてみてください。

トークが面白くハマってしまった小学6年・・・自分とさだまさしとの運命の出会い。毎晩のように、カセットテープがそれこそ擦り切れるまで聴き続け、いまでも「生さだ」は欠かさず拝見。

語っても語っても足りない・・・なので、なるべく簡潔に紹介していきます。

１．５００曲の中からファン投票1位に輝いた名曲

主人公　1978年　アルバム「私花集」収録

東日本大震災直後の『FNS音楽特別番組 上を向いて歩こう 〜うたでひとつになろう日本〜』で歌われていました。しかし、歌詞には沢山の過去に戻りたいというニュアンスの言葉が使われています。

「或いは」「もしもだなんて」

あなたは嫌ったけど

時を遡る切符があれば

欲しくなる時がある

あそこの別れ道で選びなおせるならって

無論今の私を悲しむつもりはない

たしかに自分で選んだ以上精一杯生きる

そうでなきゃあなたにとても

とてもはずかしいから

出典：主人公/作詞さだまさし　作曲さだまさし

震災直後にはとてもつらい歌詞。でも、この楽曲は「自分の人生は自分が主人公」と歌っている。辛いことが沢山あった、それでも「自分のペースでいいから歩きましょう。あなたの人生は続きますから」と応援メッセージを送ったと自分は感じた。

今でもこの曲を聴くと、当時のことを思い出し胸に来るものがある。

 「あなたの人生の主人公はあなたです」

人生の分岐点や迷ったときに聴いてみてください。きっと背中を押してくれまよ。

２．「〇〇は死にますか？」万葉集をもとに作られた反戦歌

 防人の詩　1980年　シングル発売　映画「二百三高地」の主題歌

詩のインパクトが強い作品ですが、重苦しい詩を見事に曲に乗せ、命の尊さを心の底から実感させられる魂のこもったパワフルな楽曲。

この作品はとにかく聴いてください！そして感じてください！

このような楽曲は、令和、そしてその先の時代にも生まれないであろう。

そして、何も知らず夜な夜な歌っていた小学生の自分・・・親はどう思っていいたのだろうか・・・恐ろしい。

３．カラオケで歌えばみんな笑顔になるよ♪

パンプキンパイとシナモンティー　1979年　アルバム「夢供養」収録

みんな笑顔が溢れる不思議なメロディーと、マスターの恋を、悪ガキどもが花を咲かせようと奮起！昭和の香りがするほっこりする歌詞とが相俟って、幸せ一杯の風景がパッっと広がる素敵な作品。

久しぶりに聴いてニヤニヤしてたら、お人よしのマスターより年上になってしまった現実が降って・・・・気にしない！

ところで「バラの形の角砂糖」って最近見ないね、まだある？

４．笑いあり感激ありのハートフルコメディーさだワールド全開！

 恋愛症候群～その発病及び傾向と対策にかんする一考察～　1985年　シングル発売

前半はコミカルな曲調と歌詞、後半はバラード調に変化し感動のフィナーレへ！

さださんが得意とする手法。この手法で作られている楽曲で「関白失脚」「私は犬になりたい￥４９０」などが有名なので、合わせて聴いてみてください。

自分はオチに使われてるO型です。

５．聴く人の想像力をかきたてる名曲

つゆのあとさき　1977年　アルバム「風見鶏」収録

美しいく切ない歌詞と、美しく切ないメロディーが調和し絢爛華憐な楽曲。

自分の勝手な解釈では、恋愛を入学から卒業で比喩し、男女の別れを描いている詩だと捉えている。

めぐり逢う時は　花びらの中

ほかの誰よりも　きれいだったよ

別れ行く時も花びらの中

君は最後までやさしかった

出典：つゆのあとさ/作詞さだまさし 作曲さだまさし

お気に入りの詩です。

６．幸せ色に、さくらは咲きます！

春爛漫　2004年　アルバム「恋文」収録

なぁに

ちいさなはずれは

当たりの貯金

いつかはどーんと大当たり

出典：春爛漫/作詞さだまさし 作曲さだまさし

元気をもれえる、さだ流応援歌！

辛い冬が終われば、必ず来る春のように、試練のあとには幸せがやってくる。ポジティブにさせてくれる一曲です！

７．涙腺崩壊必至！ストレートな歌詞が心に沁み透る

いのちの理由　2009年　アルバム「美しい朝」収録

この曲は浄土宗から依頼され、制作された「法然共生イメージソング」です。

一年に一度は聴いて自分自身を見直してください。無駄な命なんてないですよ！

岩﨑宏美、クリスハート、平原綾香がカバーされています。

８．2004年「紅白歌合戦」で歌われ話題となった反戦歌

遥かなるクリスマス　2004年　アルバム「恋文」収録

2003年に起こったイラク戦争への思いを綴った楽曲です。日本でも小泉政権の自衛隊派遣等で物議を醸していました。そんな時代背景を感じながら聴いてみてください。

雪降るクリスマス、プレゼントを抱えて立ち尽くす・・・。

９．燃える！燃える！日本のロックここにあり！

修二会　1993年　アルバム「逢いひみて」収録

初めてこの曲を聴いた時の衝撃たるやっ！ロックです！ただのフォクシンガーと思ってはいけない、彼はロックシンガーでもある。

東大寺で行われる修二会を題材に制作された楽曲。1260年以上続く伝統行事を歌い上げています！ 

１０．20代で制作!?ほんとかね!?極致に達した傑作。

まほろば　1979年　アルバム「夢供養」収録

ラストの「空に・・・満月」と絶叫とも思える、魂の乗った歌声に毎回鳥肌が立ちます。

さだ本人が「不完全感が無い曲」と言うように、全体的に移ろいやすい人の気持ちや、世を嘆いてる。しかし、そんな不確定な世界でも変わらないもの・・・それは平成山から見える空に輝く金色の満月。

どんな思いで満月を見上げたのどろうか、それはさだまさしの歌声が教えてくれます。

詩を理解し、この世界観に入らなければ、決して歌いきることのできない楽曲です。これから、歌い手として生きていこうと思っている方に聴いてもらいたい。

まとめ

「メジャーな曲ばかり」ファンのかたからは言われそうですが、自分はメジャー思考。

 これからさだまさしに触れるなら、ちょうど良いんではないかな？

また他の曲も紹介できればと考えていますので、お楽しみに。

お付き合いありがとうございました！